カテゴリ:EDIROL R-1( 2 )



R-1の内蔵マイクは、内蔵マイクとしては非常に音質がいい。しかしケースがしっかりしてないので音がこもりがちになり、手持ちで録音するとタッチノイズがひどい。
タッチノイズについては、ケース自体を変えないと問題を解決できないので、しょうがないだろう。しかし、マイクの音の鮮度をあげるのは可能だと思われる。そこで、制振対策を施してみた。
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制振合金の粉体塗料をICやコンデンサーに塗る。塗れるものにはすべて塗った。
特にマイクの近くにはたっぷりと塗った。2時間で乾くとあったが、半日以上乾かした方がいい。日にちが経つにつれ効果が出てくる。


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面積が広い部分には、シート状のものを貼った。切って貼れるので便利。
またネジがある部分には、制振ワッシャーを使用。



実際に録音したwavファイルを聴いていただきたい。
24bit44khzwav形式で録音。それをDCオフセットとノーマライズの処理をし16bitに変換した。使用したソフトはsoundforge7.0である。
ファイルサイズが大きいため、とぎれるかも.....
内蔵マイクの音としては十分クリアな音質である。制振処理後の音は、鮮度がぐっと上がり、クリアな音質になったように思う。特にサンゴを踏みしめる時の金属的な音がきつくならず、自然な感じで録音されている気がする。波打ち際では、泡のはじける音に注目。

波打ち際での音。
右チャンネル若干、風に吹かれている。
サンゴの砂浜を踏みしめる足音。
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by otherwind | 2005-03-27 21:15 | EDIROL R-1

EDIROL R-1 を分解する


ついに、24bit WAVE/MP3 RECODER が発売された。風前の灯火だったDATともこれで、お別れできるわけだ。とにかく便利。USB一発でパソコンに取り込める。価格が4万円以下!! なぜもっと早く商品化されなかったのか不思議なくらいだ。相当売れてるらしく、品切れ状態が続いている。
 しかし、待ちに待ったレコーダーなのだが、多々問題もある。

1 最悪のデザイン
2 作りがひどい。
3 マニュアルに不備がいっぱいある。
 (HPのQ&Aを見ないと、不明なことがある)
4 マイクのノイズが多い。
5 ディスプレイが見にくい。
6 録音時、ピークレベルが表示されない。
  (録音状態から、何度かボタン操作をしないと表示しない)
7 IONPUT LEVELのつまみに目盛りがない。
8 ピークレベルメーターに目盛りがない。

そこで、中はどうなのか。勇気を振り絞って、分解してみた。

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乾電池ケースのネジを外すと、ケースがあく。


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Valueダイヤル 
外れやすいが、まあ気をつけていれば大丈夫。
意味不明な目盛りがケース側についている。
(写真ではわかりにくいが....)


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シールドがしっかりされている。


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基板表側
左側に マイク
次に  ディスプレー


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基板裏側
右側は、メモリースロット


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AKM AK4353VF がAD/DAコンバータとして使われている。これが24bitの処理を実現している。


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ケース裏側にシールド用の金属板がある。


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裏側に金属板を配置できない部分には、表側のケースにシールドを配置している。


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上から見たところ
内蔵マイクは、細長い基板に配置されている。
画面下はディスプレー


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内蔵マイクを横から見たところ
画面左側(右チャンネル)はスポンジ状のもので固定。
画面右側(左チャンネル)は硬いプラスチックで固定されているのが分かる。



こうしてみると、かなりノイズ対策がされている。しかしケースがちゃちなため、マイクがこもったような音になっている。一様ケースからの振動対策はされているが、ケース自体の対策はされておらず、不完全な気がする。また、分解してみて分かったが、とにかくコストを抑えるための努力がされている。それは高く評価したい。
そこで、振動対策や、ノイズ対策をこれからしてみたい。
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by otherwind | 2005-02-21 17:41 | EDIROL R-1